当事務所(大阪)では、特に犯罪を繰り返し、犯罪行為に依存している方のカウンセリングに定評があります。

これまで犯罪をどうして繰り返してきたのか、どうやって立ち直れるのかについて、被疑者、被告人に面会して一緒に考えていきます。

大阪では、薬物依存、窃盗依存、ギャンブル依存が原因の犯罪が多く、数々のそういった犯罪の弁護に携わってきました。聞くところによると、ほかの弁護士の先生は「もうやめとけよ」というだけでどのように止めるのか指導がなかった、「こんなに丁寧に聞いてくれた先生はいなかった」、「(前科8犯だけど)もっと早く会いたかった」、「関西の重大事件を弁護したとある先生よりずっとよかった」など、ご感想は数多く寄せられています。「もっと早く会いたかった」というのは何度も聞きました。インターネットで調べてみても、真正面から依存症の更生に取り組んでいることを強調するサイトは見当たりませんでした。弁護士の依存症のカウンセリング??というのも聞いたことがありません(私の造語です)。そこでこのページを立ち上げました。

正直言って、当職が弁護して刑がそれほど軽くなるわけでもない、何回もやってるからまたやるんでしょと周りも本人もあきらめている・・・。だったら手を抜こうと思えば抜けるところかもしれません。

しかし、そうであっても、当事務所では、せっかくなので更生してほしい、今度で最後にしてほしい、これで終わりでなくても立ち直るきっかけを作ってほしい、と思って誠実に取り組んできました。被疑者、被告人は勾留されており、常習性から保釈もままならず専門家のカウンセリングを受けることもできないので、弁護人の当職が代わりに、被疑者、被告人の話を聞いて更生に何とか貢献できるよう、対応するようになっていったのです。

先ほど申したように、当職が弁護して刑がそれほど軽くなるわけでもないです。ただ、本人がこれまでの過ちに気付き、更生の意欲を示し、裁判官に伝わったとき・・・・若干、若干、裁判官のさじが緩むということです。。。

確かに、その結果、検察官の求刑よりも削減されるなどは多々ありました。いや、もっと大事なことは、そういう弁護技術よりも、本人に立ち直るきっかけを作ってもらうことです。それがまず土台になります。

聞いてみると、その人なりの問題点や解決があります。例えばこれまで早く出所することしか考えておらず、身一文で出た後の交友関係を改善できず、また犯罪を繰り返したとか。また、窃盗を繰り返したことの原因が実はギャンブル依存だったとか。

立ち直らせてほしいと思っているご家族の方、ぜひ一度ご相談ください。

※なお、その他、簡単な窃盗事件の交渉なども受け付けております。否認事件は手に負えないので、私選弁護としてはやっておりません。以前と同じ犯罪を繰り返していても否認している場合には、当職の守備範囲外なので、お断りいたします。